布良について


 布良について
 布良との出会い




□布良について
一枚の布からはじまる、良質な暮らし。






 身をつつみ、心をつつむ、綿の精。

「布良」で心地よく、わかりやすく、エコロジー


私達が「布良」と出会ったのは、エコロジーについて様々な視点から学ぼう、と集まった勉強会でのことでした。
有機栽培された綿花を手紡ぎし、糸を作り手織りの布にする・・。
そんな昔ながらの懐かしい布、現代社会の中で忘れ去られようとしていた布。
そんな布が環境学や、社会学、生態学、経済学、予防医学など、それまで学んできたことを一つに結び暮らしの中で誰にでもわかりやすく、心地よく、エコロジーの大切さを実感させてくれました。

難しい理論や言葉をつくさなくても、一枚の布がすべてを語ってくれる・・
コロンブスの卵ではありませんが、それは私たちにはちょっとした大発見だったのです。


そして何より、洗剤と使わなくても汚れを落とす事ができ、「布良」に触れるたびに、使うごとに、身も心も包んでくれるような優しさを、誰もが感じられこと。
これが「布良」。。

これが「布良」を愛用するだけではなく、広く社会に普及させようと、志をひとつにする大きなきっかけとなりました。





綿花の繊維は、産地によってその長さが変わります。
「布良」の綿花は、手で紡いでも強く、肌触りのよい風合いになる、中くらいの繊維をもった中国産やネパール産、ペルー産など。独特の有機栽培方法をとっています。



□布良との出会い
人にも、生態系にもやさしくて、あたたかい。






出会いは、昔ながらの「手紡ぎの糸」という布との出会いから始まりました。
洗剤を使わずに、体や食器を洗えるエコロジーな布とし、注目を集め始めていた布です。


同じような布がいくつか出回っていましたが、色々と入手し、手にし、使っているうちに、「有機栽培の綿を手で紡ぎ、手で織った」布良はその風合いや肌に触れたときのぬくもり、癒される感じがまるで違うと感じました。

そして、それは元気な方より、ストレスのたまっている人、疲れてるいる人、病気がちな人ほど、よく分かる、ということも・・。

自然のゆらぎのリズムが、体と心を包んでくれるような気がします。

ここで、洗剤要らずの暮らしはもちろん、有機栽培・手紡ぎ・手織りの条件をそなえた「手紡ぎ」の布をみんなで使いながら、工夫しながら暮らしに生かし、その癒し効果を取入れていこうと考えました。

そのことがよりナチュラルで、エコロジカルな暮らしの、新たな可能性の扉を開く鍵だと思えたからです
一枚の布からはじまる、良質なくらしを紡いでいこう。

「布良」という名前には、そんな私たちの願いが込められています。

「布良」は昔ながらの手紡ぎ。糸車で撚りをかけて、風合いのある糸に仕上げています。